新型ハスラー(MR92S)にETC車載器をヒューズ電源で設置
新型(2代目)ハスラーのメーカー純正位置にETC車載器を取り付けた。(アクセサリーソケット経由はダサいのでやりたくない)
ちなみに取り付けた車種は正確にはスズキ ハスラーではなくマツダ フレアクロスオーバー(MS92S)であるがフレアクロスオーバーはスズキハスラーのOEMモデルなのでエンブレム以外は基本同じなのと呼びづらいので今後はハスラーと呼んでいくことにする。
誰かの役に立つかもしれないので取り付けの記録を残す。(おそらくターボモデルのMR52S/MS52Sも同じようにいけると思う。)
なお取り付けには30分ほど要した。難易度はドラレコに比べると低い。
この記事を参考に自分で設置する場合は自己責任でお願いします。
今回ETC車載器本体を取り付けるのは下の写真の赤い部分である。
純正位置なので、見た目がスッキリしていて収まりは良く、カードも入れ替えやすい。
必要なもの
予め以下のものを用意する。
- ETC車載器本体
今回はCY-ET926Dを用いた。
ETC車載器にはセットアップという作業が必要である。ETC車載器を設置後にセットアップ対応のお店に持っていって手数料を払ってセットアップをしてもらうか、最初からセットアップ込みのETC車載器を購入するかどちらかである。お店に持っていってセットアップしてもらうのは店によるが3000円程度が多いらしい。セットアップ込みのETC車載器を買ったほうが楽だし安いと思う。下記のリンクはセットアップ込みの値段である。 - 取付台(ステー)
スズキ車(ハスラー)に対応しているものを選ぶこと。取り付けるETC車載器のサイズにも気をつけること。
今回はこちらを用いた。ハスラーに対応しており、CY-ET926Dのサイズは問題ない。 - ヒューズ電源(低背ヒューズタイプ)
既にACCのヒューズ電源を取り出しているなら不要かも。低背ヒューズタイプを選ぶこと。
こういったフリータイプのヒューズ電源が便利。 - 工具類
内張り剥がし, 配線ガイド, カッターナイフ - ETCカード
動作確認に必要なので事前に用意しておく。
持っていないならリクルートカード(JCB)が発行無料で還元率が高くおすすめ。
アンテナ(スピーカー一体型)の取り付け
スピーカー一体型のアンテナをフロントガラスもしくはダッシュボード上に設置する。
今回はフロントガラスに取り付けた。
ハスラーは下図の(1)が取り付け禁止エリアになっている。
このエリアに取り付けるとステレオカメラに映り込むなどで悪影響を与え、安全装置などの誤作動に繋がる可能性があるようなので、そこには取り付けないように気をつける。
結局下の写真のように取り付けた。配線は窓の縁に内張り剥がしで押し込んで見えないようにした。
それからAピラーパネルを外し、ケーブルを下に通す。この辺の話はドラレコを取り付ける記事の「フロントカメラの取り付けと配線」のところで同じようなことをやっているので参考にしてほしい。
ハンドル下のカバーの裏にETC車載器本体が来るのでそこに向けて配線ガイドで配線する。
ヒューズ電源の取り出し
ETCは基本ACC電源が取れれば良いことが多い。今回もそうだったので、ACC2から取り出すことにした。
この電源を取り出す話は既にドラレコ設置の記事の「ヒューズボックスから電源を取り出す」というところで既に解説済みなのでここでは新たに説明はしない。
こちらで紹介したフリータイプのヒューズ電源はギボシ端子が付いているので、それをそのままETC車載器の電源コードと接続できる。
アースも例のごとく車体から出ているネジを緩めてそこに噛ませればOK。
ETC車載器本体の取り付け
- ハンドル下のカバーを外す。
ネジなどで止まっているわけではないので、引っ張れば取れる。下の図の赤い丸いところあたりを持って力を掛けていくと取れる。勢い良く引っ張りすぎると付いている配線がもげる可能性があるので注意。
- もともと付いている配線は外さなくても良いので、ETC車載器が付く場所にカッターで穴を空ける。
穴を空けると言っても、もともと切れ込みが入っているので固定されている部分を切り落とすだけで穴が空く。少し硬いので怪我をしないように十分に注意する。
車載器によっては上の部分は切り落とさなくてもよい(私は切り落としていない)。 - 取付台(ステー)をネジで固定する。
実際にETC車載器あてがって位置を決める。
- 取付台(ステー)にETC車載器本体を固定する。
ETC車載器本体に付属している両面テープで車載器本体をステーを固定する。固定前に取り付けたときの位置を確認してから行うこと。 - アンテナ/スピーカーケーブルを接続する。
Aピラーパネル裏を配線ガイドを使って通したアンテナ・スピーカーケーブルを本体に挿す。
余ったコードは束ねて隠しておく。 - 電源ケーブルを接続する。
ヒューズボックスから採ったヒューズ電源に接続された電源ケーブルを配線ガイドを使ってETC車載器側に持ってくる。
アクセサリーソケットの裏辺りを通せる。
↓こんな感じで裏を通せる。
余ったコードは束ねて隠しておく。 - ハンドル下のカバーを元に戻す。
これで設置は完了である。
動作確認~完了
設置が完了したらあとは動作確認のみである。
ETC車載器がACC ON(もしくはエンジンスタート)で起動するかをまずは確認する。
スピーカーが光っているか、エラーメッセージを吐かないかという項目も確認する。
家で確認できるのは基本はここまでなので、あとは実際に高速に乗ってみて動作するか確認する必要がある。
正しく動作しない可能性を考えてスマートICは利用しないようにし、「ETC/一般」レーンを用いて万一バーが開かなかったときに対応できるようにしたほうが良い。
言わなくてもわかるとは思うが、ETCはのゲートをそのまま通過できればOKである。
大事なことなので再度言わせていただくが、この記事を参考に自分で設置する場合は自己責任でお願いします。
自信のない人は手を出さないほうが良いかもしれない。
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タグ: 車