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「時間」の対義語が「空間」なのに納得できない


(注)理由がわからず、もやもやされてこのページにたどり着いている方もいらっしゃると思いますが、このページを見ても納得できる理由が見つかるとは限りません。悪しからずご了承ください。

先日、「時間」の対義語(反対語)が「空間」であることを知った。
理解できなかった。

理由を調べてみても納得できなかった。
「時間は1次元だけど空間は3次元で全然違う性質だから対義語」みたいな回答が多く出てきた。
次元的な違いで対義語になるのであれば「点」の対義語は「線」にだってなりうる。
対義語は正反対の意味を持つ言葉の関係であると自分は理解しているが、これらの性質は全くことなるだけで正反対とは言えないと思う。
誰が「時間」の対義語が「空間」なのかを定義したのか知らないが、是非理由を聞きたいところだ。

と、思っていろいろ調べてみたが、最終的に哲学の話に行き着いた。
goo辞書によれば、以下の様な解説がされていた。

哲学で、あらゆる事象の最も基底的、普遍的な存在形式。また出来事が継起する形式。過去・現在・未来の三様態をもち、常に一方向に経過し、非可逆的である。
哲学で、あらゆる事象の根本的な存在形式。それ自体は全方向への無限の延長として表象される。

うん、やっぱりわけわからない。
自分には1次元と3次元の違いくらいにしか受け取れない。

ただ「時間」の対義語が「空間」であることの由来は哲学から来ているということだけでもう納得してしまった。
理由は哲学だから。それだけで良い。
どうせ自分は哲学なんて理解できないものだから、自分が理解できない概念によって「時間」と「空間」が反対の意味になっているのだと分かればそれだけでスッキリする。
いや、スッキリはしないが、それ以上詮索しようとする気はなくなり、この問題は自分の中では解決したことにしてしまう。

まあとりあえず、一般人には理解できない哲学的な理由で「時間」の対義語が「空間」であることを覚えておこう。
そもそも対義語は誰が定義しているのだろうか。「そういうものだ」と昔から受け継がれているだけで、所詮は昔の人が決めたもの。納得するしないに関わらず、その様に定義した以上そういうものだと割り切るしかない。


[追記 (2019/11/1)]
面白いコメントを頂いていますので是非↓のコメント欄も覗いてみてください。



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投稿日: 2017年3月10日
最終更新日:





コメント (18)

  1. ※対義語:①意味のうえで、互いに反対の関係にある語 ②反対語 と、辞書にはあるが・・・。
    ※共感:何故、納得できないか、これが解ろうと解るまいと、それでも地球は回っているのに・・・。  
    ※対義・反対:いずれにしても、二つの対象で補完される関係性の共同体を表す言語定義?
    ※一例:言葉の意味に埋もれるとすっきりしないのなら、自己納得が抜き差しならないのなら、
         さらに、自己が確信できるものを探し彷徨えば、それもまた誰よりも正しい。
    ※補足:大体、「時間」と「空間」だなんて、大上段すぎる。
        世界征服を企んでいますね。失礼・・・(笑)。
        白紙に、縦の線と横の線を引いて考えてみる。
        これが、世界のすべてだと信じた場合、つまり、どちらの一方が欠けても、
        つまり、対を成すと思われる一つが欠けても、
        世界は成り立たないと考えた場合、心優しく、世の中はこれを対義語と
        共通認識していると考えて、納得してあげてもあげてもいいのではないか、
        なんて・・・。  
         

    1. 自分は理解できなかったのですが以前、元乃木坂46の橋本奈々未さんに時間の対義語の問題を出題したところ、分からないと言いながら「空間」と解答。理解できる人は理解できるんだと思った。

      1. 感覚でわかったのであれば天才ですね!頑張って勉強をしている方なのかもしれませんが、いずれにしろ、とっさに答えられるのはすごいです!

  2. ちょっと病んでて名言集をずっと見ていたら、「時間は真理の父である。」ラブレーの名言でこんな言葉があったので、母はなんだろうと、時間 対義語 で検索したら一番上にありましたので、来ました。面白いですね。空間、なんだ。イマイチよく分からないです、初めて知りました。是非覗いての一言が添えてあったので、コメントも全て読みました!久しぶりに心躍りました。

    1. コメントありがとうございます!ご覧頂きありがとうございます。
      はい、このテーマ、様々な人が様々な意見を挙げており、非常に面白いテーマです!

  3. 私もモヤモヤ組でしたが、個人的に答に納得しています。理由、言語は感覚を対象者との意志疎通の道工であり、言葉なのだから物理的な根拠である必要はない。よって次元論の話は否定する。
    よって、ここでは時間は時(Time)空間は空(Space)と分けて考えるものとする。理由は時間と言う言葉自体が空間を含むからだ。
    さて、本題ですが。
    時が関わる事象は左脳で処理され、自分の感覚へと反映されていく。自分と自分が語り合う間に時が存在すると感じている。
    一方、右脳には時間の概念自体が無い。もう一人の自分もいない。
    無限の様な時間感覚が一瞬だったり、一時の物思いが数時間だったりする。
    空想の世界に、限界はない。(生物的限界はある)
    よって左脳処理される時と、右脳処理される空。
    2つの関係性は対であり、切り離せないのは物理の常識でありますが、感覚的に別物でありその差は情報の方法の違いが正反対に当たることで、対義語であるとかんがえます。ありがとうございました。

    1. コメントありがとうございます。
      確かに、言葉に物理的な根拠が必要では無いというのには同感です。
      よって、定義した人の感覚で決められたと推測しており、その感覚が私達と合わないもしくは時間の流れで合わなくなった、と考えています。

      処理されるのが右脳・左脳で異なるので関係性が対であるという考えかたはとても新鮮です!

  4. 時間と空間は対義語ではないと思います。

    時間とは人間が便宜上、後から作った概念で何かが変化した様をある基準で句切った単位である。
    空間とは何かが存在する場所である。

    英語だとWhereの対義語は?と言っていると同じです。Timeの対義語は?も然り。

    それゆえ空間の対義語は存在しないと思います。

    1. コメントありがとうございます!
      私も時間と空間は対義語では無いと思っていますが、実際にテストなどではこの2つが対義語だと答えないと×になってしまうんです。
      なので、みなさんがこの2つの単語が対義語ではないと思っていても定義上、対義語として扱わないといけないのです。
      ちなみに私は、時間も空間も自然に元から存在していて、人が便宜上区切ったりして扱っていると思っています。

  5. 個人的には、「空間」はその時々の物体の存在を切り取った状態で、そこに「時間」という概念を加えることで、物体の存在が動的で、生きたものになるんだと思ってます。
    極限まで抽象化するならば、動的(時間)⇆静的(空間)、という対立構造でしょうか。

    1. 確かに、時刻tとその時の状態空間(静止状態)sが定義されれば、s(t)で動体が表現できますね。
      考え方としては対立構造なのかもしれませんが、対義語として定義できる理由としては欠けていそうです。
      例えば速度vと時刻tによって直線運動する物体の位置がvtと定義できますが、これ(=速度と時間)を対立関係、つまり対義語とは言わないと思います・・・。

  6. 時間は1方向にしか進まないが、空間は縦、横、高さと何方向にも進むことができるから、と解説には書いてありました。

  7. あなたなら、どう定義しますか?

    あなたの定義だと納得できるものができるのでしょうか?

    1. コメントありがとうございます。

      難しいですね。

      微妙かもしれませんが私が定義するとしたら
      時間…個々がそれぞれに持っている資産 (寿命、睡眠など)
      空間…みんなが共有可能な資産 (広場や道路など)
      という意味で対義語ですかね。

      そもそもこの2つを対義語にしたら行けないというのが私の意見ですが。

  8. 対義語と反対語は違うものだと思います。
    白の反対は何ですかって言われたとき反対語なら黒ですが、対義語だと日本では紅白と言うので紅もありですよね。
    対義語は犬派・猫派のように性質がh逆じゃなくても比較対象としてよく選ばれる2つって言う意味では正解でしょう。

    1. コメントありがとうございます。
      確かに対義語には、反対の意味の他に対照的な関係にある言葉も指すとされています。参考:https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E5%AF%BE%E7%BE%A9%E8%AA%9E/#jn-132800
      また、おっしゃられているように比較対象としてよく選ばれる2つという意味であれば該当するかもしれません。
      白の対義語は?という質問に対しては黒と答えても紅と答えても良いかもしれません。しかし、テストやクイズで「空間」の対義語は何かと問われた時に、「物体が存在しないで空いている所」に対して「詰まっている状態」である「密集」を答えとして書いたら不正解とされてしまうのではと思います。
      それは「空間」に対して「時間」が対義語として定義されているからだと思います。そのこと自体が理解できないのです。

  9. 私も、同様に納得がいかないものですが検索しました。しかし、もっともらしい回答をしている
    方々は何件も(質問箱などに何人も)ありましたが、哲学的観点からしたり顔での内容でした。
    物理を履修していないオレでも 「やい!こらっ! あんたの論理展開と理由と帰結は、科学的
    数学的にも無茶(説得力と論理で)だぞ!!」のオンパレード。 以下に理由を述べます。

    「時間」
     連続しています。 どんな論理や実験でも、時間を止めたり遡るのは不可能です。で す が、
    時間を延ばす(相対的に、逆側からすると縮めること)というのは、アインシュタインの提唱し
    た理論だけでなく、スイスの巨大実験装置「セルン」で近似値ですが観測されました。

    「空間」
    三次元という、X Y Z軸の正負という両方向(双方向)に広がっているものです。そ し て、
    同じくアインシュタインにより、空間は歪む(変化する)。 これは、計算で導かれた太陽の大
    きな重力により、太陽周囲の空間が歪みます。 その歪んだ空間を通路として光が進行するので
    本来は、ある月日の地球から太陽が盾になって観測できない星(恒星とか)が、地球上の光学望
    遠鏡で見えちゃう・・・という観測実験で立証。 近い論法でブラックホールも逆説的に観測。
    つまり、地球上の1立方メートルは、太陽やブラックホール近くでは同じ体積ではない。常に
    どこでも一定ではないのです。

    この時間と空間の性質を対比させても、間逆の要素がありません。 クイズの回答者の立場な
    ら渋々答えますが、論理的には納得できません。

    1. コメントありがとうございます。
      時間と空間が対になるような反対の性質を持っているということを論理的に説明することは難しいということですよね。
      どんな人がどういう理由で時間と空間が対義語だと定義したのかが気になりますね。
      こういうものだとして覚えるしかないというのが腑に落ちないですよね。

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