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改悪したKyashからの乗り換え先検討


※この情報や還元率は記事執筆時点(2021/9/10)でのものです。
こういったサービスは日々変わっていくものなので念の為最新の情報はご自身でお調べすることをおすすめいたします。

[2022/5/16追記]d払いの改悪により2022年6月からはd払いの際にクレジット払いをするとポイントがつかなくなりましたの#2は使えません。またリクルートカードはJCBのみプリペイドへのチャージの還元が1.2%から0.75%へ改悪されたので、VISAかMastercardを使う必要があります。[2022/5/16追記終わり]
以前紹介した「楽天Pay + Kyash+ リクルートカードの組み合わせが強い (還元率高い)」はKyashの大幅な改悪および、楽天Payのそこそこの改悪によりほぼ無還元となってしまったので、その乗り換え先を探し、それを紹介をする記事である。
Kyashに関しては還元率が高いのでわざわざ発行手数料を払ってまでカード発行をしたにも関わらず、ユーザーが集まったのか突然超絶改悪(還元率大幅ダウン+還元上限をかなり低く設定)をして信用できなくなった。
こういったサービス変更はたまにあるが、ここまで大きな改悪を短期間で行われるのは初めてでかつ、発行手数料を払って作ってその手数料が回収できる前に急に改悪されてしまったのでかなりイメージが悪くなってしまった。
ここでは記事執筆時点(2021/9/10)でのお得な乗り換え先を紹介していくが、それもいつか改悪される可能性はあるので、最新の情報は必ずご自身で確認してほしい。





 
早速だが、結論を下記の表にまとめた。

No. 決済方法 銘柄 還元率合計 還元方法 手段
#1 非接触(Felica) Quickpay 3.0% 永久不滅ポイント(3%相当: Amazonギフト券の場合) セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカード + Quickpay
#2(現在NG) QR決済 d払い 2.0% 楽天ポイント(1.0%) + キャッシュバックorマイル(0.5%) + dポイント(0.5%) 楽天カード + ANA JCBプリペイドカード + d払い
#3 非接触(Felica) Edy 1.7% リクルートポイント(1.2%) + 楽天ポイント(0.5%) リクルートカード(VISA/Mastercard) + Edy
#4 クレジット JCB/GooglePay 1.5% 楽天ポイント(1.0%) + キャッシュバックorマイル(0.5%) 楽天カード+ ANA JCBプリペイドカード
#5 クレジット JCB/Visa/MasterCard 1.2% リクルートポイント(1.2%) リクルートカード

ここにまとめたものは還元率が高い順に並んでいるので、
Quickpayが対応している店なら#1、Quickpayには対応していないけどd払いに対応しているなら#2、
どっちにも対応していないけどEdyが対応している店なら#3、
ネットショッピング(Amazonなど)でクレジットカードしか対応していない場合は#4、
それでもだめなら#5、
といった感じで還元率が高い優先順位で使っていくのが良い。
[2022/5/16追記]d払いの改悪により2022年6月からはd払いの際にクレジット払いをするとポイントがつかなくなりましたの#2は使えません。#1が最強で次点で#3です。
またリクルートカードはJCBのみプリペイドへのチャージの還元が1.2%から0.75%へ改悪されたので、VISAかMastercardを使う必要があります。[2022/5/16追記終わり]

以下で1つ1つ説明していく。
必ず適用条件などは各Webページを確認してほしい。





 

3%相当還元: セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカードとQuickpayの組み合わせ

セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカードのWebページ: https://www.saisoncard.co.jp/amex/pearl-csa7/

セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカードは発行手数料無料・年1回以上のカードご利用で年会費も無料のクレジットカードである。
特徴はなんと言ってもGooglePayやApplePay経由のQuickpayでの支払いで3%相当の還元があることである。
QRコード決済と違ってSuicaなどのようにスマホをかざすだけで素早く支払いができるのでQuickpay自体も便利であるが、還元率が高いのが更に良い。
SuicaやEdyと違ってチャージも不要で非常に楽である。
還元は永久不滅ポイントでされる。月額の合計使用額に対して通常使用(クレジットカードとして使用)では1000円で1ポイントであるがQuickpay経由での支払いで1000円で6ポイント貯まる。
永久不滅ポイントはAmazonギフト券やカードの支払など様々な用途で使用が可能であり、例えばAmazonギフト券であれば200ポイントで1000円分と交換できるので3%還元となる。
Quickpay以外の用途では上記の通り0.5%相当の還元率に落ちてしまうので注意。
間違いなく今一番おすすめの方法である。
欠点としてはQuickpayが使えない店では使えないことくらい。
なお、機種によってはFelicaなどの対応していないものもあるので自分の端末が対応しているかは確認が必要である。

もしこれから発行するようであれば下記の紹介URLから申し込んでいただくことで、入会翌々月末までに5万円以上ご利用でAmazonギフト券8000円分がもらえる(私も少し紹介料がもらえる)ので是非活用してほしい。
https://cnt.a-q-f.com/AQF/Controller/CLCountCmd?a=104&d=911&s=14A7&u=4df5bde009073d3ef60da64d736724d6&ocp=1

余談だが、セゾンカードは優待がそこそこ優秀なので1枚持っておいて損はない。
https://saisoncard.mapion.co.jp/b/saisoncard_merchant/attr/





 

2.0%相当還元: d払い + ANA JCBプリペイドカード + 楽天カード(JCB) の組み合わせ ※現在使用不可

[2022/5/16追記]d払いの改悪により2022年6月からはd払いの際にクレジット払いをするとポイントがつかなくなりましたの#2は使えなくなりました。#1が最強で次点で#3です。[2022/5/16追記終わり]
d払いはdocomoのQRコード決済であるが、docomoユーザーじゃなくても利用できる。
決済に対して200円につき1ポイント(0.5%)のdポイントがその都度付与される。dポイントは支払いにそのまま利用できるのでポイントの使いみちに困ることはない。
d払いのWebページ: https://service.smt.docomo.ne.jp/keitai_payment/

ANA JCBプリペイドカードは聞いたことが無いかもしれないが、JCBのプリペイドカードである。
JCBのクレジットカードが使える場所なら基本使える。
プリペイドと言っているように事前にチャージが必要なのが特徴である。
月末の使用額の200円につき1円分のキャッシュバックがされる(ANAマイルを選ぶこともできる)。
ポイントはこのプリペイドのチャージにJCBのクレジットカードが使えることである。そう、つまりKyashと同じように使うことができる。
Kyashのようにオートチャージ機能などがなく、必要に応じて都度チャージが必要なので多少不便ではあるが、これを経由することで0.5%還元が得られるのでメリットは大きい。
なお、発行手数料はかからないが、利用開始手数料として最初だけ550円必要である(ただしキャンペーンで無料になることが多い)。年会費はかからないがカードには有効期限がある。
ANA JCBプリペイドカードのWebページ: https://www.jcb.co.jp/prepaid/pop/goriyou_tebiki.html

そして楽天カードは言わずと知れた人気のクレジットカードである。よくCMでやっているあれである。
楽天カードにはVisa/Master/JCBのブランドが選べるが今回の技が使えるのはJCBのみである。
楽天カードは月額の使用額の1%が楽天ポイントとして還元される。楽天ポイントはEdyのチャージや楽天市場・ラクマなどで使用が可能で汎用性が高い。
入会費・永久年会費が無料なので使いやすく、1枚持っていても良いカードである。
楽天カードのWebページ: https://www.rakuten-card.co.jp/

この3つの要素(d払い, ANA JCBプリペイドカード, 楽天カード(JCB))を組み合わせてこれらの還元をすべて受けることができる。
やり方としてはd払いの支払先のクレジットをANA JCBプリペイドカードで行う。これでd払いでの支払い時にd払いのdポイントとANA JCBプリペイドカードのキャッシュバックが同時に有効になる。
それに加えて、このANA JCBプリペイドカードを楽天カード(JCB)でチャージを行うことで楽天カードによる楽天ポイントの還元も受けられる。
なお、ANA JCBプリペイドカードへのチャージではポイント還元がされないクレジットカードが多い(例えばリクルートカード)が、楽天カード(JCB)は例外的にANA JCBプリペイドカードへのチャージに対してポイント還元がされる。(記事執筆時点では)

デメリットとしては、初期設定がちょっと複雑であることと、ANA JCBプリペイドカードにオートチャージが無いのでWebなどで定期的に自分でチャージする必要がある点、そしてANA JCBプリペイドカードに初回利用料がかかる場合があることである。
とはいえ還元率は十分に高く、Quickpayが使えない店では重宝する。





 

1.7%相当還元: 楽天Edy + リクルートカード の組み合わせ

またリクルートカードはJCBのみプリペイドへのチャージの還元が1.2%から0.75%へ改悪されたので、VISAかMastercardを使う必要があります。[2022/5/16追記終わり]
この組み合わせは昔からよく行われる組み合わせである。
Edyのチャージにリクルートカードを用いることでEdy利用時に0.5%、チャージ時にリクルートカードの1.2%の合計1.7%の還元となる。
Quickpayやd払いが使えない店でEdyが使えればこれを利用するのが良い。
リクルートカードは発行手数料・年会費無料で1.2%のポイント還元と無料なのにかなり高い還元率のおなじみのクレジットカードである。NanacoやEdy, Suicaなどの電子マネーへのチャージでもポイントが付与され(月当たりの上限あり)、これ単体でも十分に強いカードである。
こちらの方法を使う際は必ずJCB以外で作る必要がある。

Edyは対応している店が多く、決済も早いが、チャージが必要な点とリクルートカードは月に3万円以上のチャージに対してはポイントが付与されないのでチャージはリクルートカード1枚につき月に3万円に抑えるように注意しなければならない。
また、事前にEdyの端末(カード/スマホなど)と楽天アカウントの紐付けが必要なのとクレジットチャージのためのクレジット登録などが必要なのでそこは少し時間はかかるが一度設定するだけなのでそこまで面倒くさくはない。

楽天EdyのWebページ: https://edy.rakuten.co.jp/
リクルートカードのWebページ: https://recruit-card.jp/





 

1.5%相当還元: ANA JCBプリペイドカード + 楽天カード(JCB) の組み合わせ

ネットショッピングや一部お店では非接触決済やQR決済が使えない場合もある。
その場合は楽天カード(JCB)でチャージしたANA JCBプリペイドカードを用いる。
ANA JCBプリペイドカード + 楽天カード(JCB) の組み合わせ自体は「2.5%相当還元: d払い + ANA JCBプリペイドカード + 楽天カード(JCB)」ですでに説明済みでそこからd払いを抜いたものと同じである。
デメリットとしてはJCBカードが使える店の多くで使えるがたまに使えない店があること、そしてプリペイド式なのでチャージが必要なこと、そしてANA JCBプリペイドカードに初回利用料がかかる場合があることである。

ANA JCBプリペイドカードのWebページ: https://www.jcb.co.jp/prepaid/pop/goriyou_tebiki.html
楽天カードのWebページ: https://www.rakuten-card.co.jp/





 

1.2%相当還元: リクルートカード

ANA JCBプリペイドカードすら使えない場合の最終手段はリクルートカードである。
リクルートカードをクレジットカードとして単体で使っても良いしpaypayなどのQRコード決済、Suicaなどの非接触決済と組み合わせても良い。
これがNGなら現金しか決済方法は残っていないと思うので最後の砦である。
デメリットは特に存在しない。
リクルートカードもすでに「1.7%相当還元: 楽天Edy + リクルートカード の組み合わせ」で説明済みであるのでここでの紹介はしない。
リクルートカードのWebページ: https://recruit-card.jp/
→申込みはこちらから(紹介リンク): https://recruit-card.jp/introCampTop/?introId=zM4pIrqR





 

まとめ

今回、Kyashからの乗り換え先を5つ優先順位が高い順に紹介した。

No. 決済方法 銘柄 還元率合計 還元方法 手段
#1 非接触(Felica) Quickpay 3.0% 永久不滅ポイント(3%相当: Amazonギフト券の場合) セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカード + Quickpay
#2 QR決済 d払い 2.0% 楽天ポイント(1.0%) + キャッシュバックorマイル(0.5%) + dポイント(0.5%) 楽天カード + ANA JCBプリペイドカード + d払い
#3 非接触(Felica) Edy 1.7% リクルートポイント(1.2%) + 楽天ポイント(0.5%) リクルートカード + Edy
#4 クレジット JCB/GooglePay 1.5% 楽天ポイント(1.0%) + キャッシュバックorマイル(0.5%) 楽天カード+ ANA JCBプリペイドカード
#5 クレジット JCB/Visa/MasterCard 1.2% リクルートポイント(1.2%) リクルートカード

やはり一番のおすすめはQuickPpy+セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカードの組み合わせであり、設定の簡単さ、シンプルさ、チャージが不要、高い還元率全てにおいて優れている。
今後はこれを活用していくとともにQuickpayが使えない場面では#2~#5も併用していきたいと思う。

なお、大事なことなので何度も書くが、この情報や還元率は記事執筆時点(2021/9/10)でのものであり、サービス内容の変更や改悪は日々よくある話なので最新の情報はご自身でお調べすることを強く推奨する。



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投稿日: 2021年9月10日
最終更新日:





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