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Synergy(1.8.8)を無料で試す方法 (Windows/Linux間でキーボード/マウス/クリップボード共有)






 

キーボード/マウスの共有

ノートPCとデスクトップPCなど複数のPCを同時に使うことがある。
その時に1つのキーボードとマウスで複数のPCを操作できたら嬉しい。
リモートデスクトップやリモートログインすれば簡単であるが、それだとその場合、それぞれのPCのCPUなどのリソースは活用できるが、すべてのディスプレイが活用できず効率が落ちてしまう。
USB切替器(スイッチ/スイッチャー)を用いれば複数のPCでキーボードとマウスの共有が可能であるが、いちいち切り替えが面倒である上にクリップボードの共有はできない。
そこでこれをソフトウェアで実現したキーボードとマウスの共有ソフトの出番であるが、Windows-Linux間での共有が可能なソフトが調べても殆ど出てこない
今回ここで紹介するSynergyは貴重なWindows-Linux間でのキーボード・マウス共有が可能なソフトである。





 

Synergy

Windows/Linux/macOSで1つのマウス・キーボード・クリップボードを共有できるソフトウェアである。
キーボード・マウスが接続されているマシンをサーバー、共有先のマシンをクライアントとしてソフトウェアを実行すると、クライアントを拡張ディスプレイの様に扱うことができる
特定のキーなどを押して切り替えるわけではなく、マウスを動かすことで自然にキーボード接続先が切り替わる。クリップボードも共有されるのでまさにまるでクライアントマシンにリモートデスクトップ接続しているような感覚で扱え、非常に便利である。
サーバー・クライアントがマルチディスプレイ環境であっても問題なく使用でき、好きな位置に仮想ディスプレイを置くことができる。
遅延もそこまで気にならず、まさに完璧なソフトウェアである。
私の手元のWindows10, 8.1, Ubuntu16.04で動作を確認できた。





 

ダウンロードリンク

気になるのはお値段だが、記事掲載時点でBasicが1ライセンス29USDドルであり、SSL暗号化が可能なProは39USDドルである。
1度買えばずっと使える上、この便利さと完成度でこの値段であれば十分に買う価値はあると思う。
こちらのページから購入できる。
しかし、自分のネットワーク・マシンの環境で正常に動作するのかわからない状態で購入するのは少し怖い。
実はこのソフトウェア、今は有償であるが昔は寄付歓迎のフリーウェアであった。
そのため、古いバージョンは今でも無料で入手することができる。
古いバージョンなのでサポートなどはされていないが、購入前のお試し用として利用するのには丁度よい。
無料の古いバージョンのインストーラーはこちらから入手できる。
ぜひ試してみて良いと感じたらきちんと購入して利用するべきなのであくまでお試し(動作確認)用ということをお忘れなく。



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投稿日: 2018年8月20日
最終更新日:





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